木津宗詮2022年10月3日1 分堪庵茶会有名作家・やきもの販売店等の協力のもと設立された「五条坂・茶わん坂ネットワーク」の主催になるイベントの一環である「堪庵茶会」のお手伝いを今年もさせていただきます。 日程は11月3日(木)、場所は京都国立博物館茶室「堪庵」です。「五条坂・茶わん坂ネットワーク」のメンバーの作品...
木津宗詮2022年9月11日3 分令和4年 昨夢会9月10日(土)、大徳寺塔頭黄梅院で恒例の昨夢会が開催されました。 初代宗詮は黄梅院14世大綱和尚に参禅し「松斎」の号を授けられ、和尚の『空華室日記』にその交誼之深かったことが各所に認められています。 昨夢会はそうした二人の縁を大切にし、新たにご参会の皆様と共にご縁を結んで...
木津宗詮2022年9月11日1 分NHK文化センター青山教室で開講10月より「京の雅と侘び・さび―茶の湯、年中行事、ものづくりを通じて」と題してNHK文化センター青山教室で開講します。 京都は千年余にわたり、天皇を中心に貴族が「雅」という世界を形成してきました。さらに禅の影響を受け、「幽玄」「侘び」などの町衆の美意識までをも複合的に育み、...
木津宗詮2022年8月28日1 分よみうりカルチャー荻窪開講京の雅と侘び・さび―茶の湯、年中行事、ものづくりを通じて 京都は千年余にわたり、天皇を中心に貴族が雅という世界を形成し、さらに禅の影響を受け、幽玄、侘びなどの町衆の美意識までをも複合的に育み、発信してきました。それらにより、衣食住全般がより洗練されて現在に至ります。その一つ...
木津宗詮2022年8月13日2 分七夕茶会7月23・24両日にわたり熊本市寿心亭におきまして七夕茶会の担当をしました。折からの連日にわたる猛暑に加え、新型コロナの感染者の増加の中の茶会となりました。当日は衛生面に十分に注意し、密にならないように一席の人数も制限し、換気も十分に施して行われました。 七夕茶会 会 記...
木津宗詮2022年7月10日1 分よみうりカルチャー荻窪レクチャー7月9日土曜、東京荻窪のよみうりカルチャー荻窪で「京の雅びと侘びさびー茶の湯」と題してレクチャーしました。レクチャーのあと盆点前で参加者にお茶とお菓子を差し上げました。壁面に山本行範の七夕画讃を掛け、七夕に因む道具組をしました。京都鶴屋の八木さんにお願いして星形の麩焼きのオ...
木津宗詮2022年6月21日1 分七夕茶会七夕茶会掛釜のご案内です。 ご参加お待ちしています! 熊本令和会第二回七夕茶会 主催、植松宗令 席主、武者小路千家流 卜深庵 木津宗詮 日時、令和4年7月23・24日(土・日) 場所、地域文化交流館 寿心亭 熊本市中央区新町2丁目2-6 会費、1000円 (濃茶続き薄茶)...
木津宗詮2022年6月14日1 分伊丹市茶華協会主催茶道講演会伊丹市茶華協会主催になる講演会で「帛紗について」と題してお話しします。新型コロナ蔓延により3年越しとなりました。当日は帛紗の起源をはじめその意味、清め、また現行の各流儀の帛紗さばき等を動画でご覧いただきます。 参加ご希望の方は、当方にメールにてお申し込みください。多数のご参...
木津宗詮2022年6月3日1 分延暦寺献茶本日は比叡山延暦寺の伝教大師御影供献茶奉仕。新型コロナのために3年ぶりです。毎年の行事の間が空いてしまうと何か抜かっていないかととても不安になります。おかげさまでなんとか無事に終えることができました! 今回改めて思い知らされました。相変わらずということがいかに大切なことであ...
木津宗詮2022年5月30日2 分令和4年度卜翠会総会並びに研修会5月29日(日)に木津宗詮社中の会卜翠会の総会と研修会を無事に終えることができました。今回は会員根岸良子様の格別のご高配により看月亭で茶席、後水尾天皇中宮である東福門院の菩提寺光雲寺の特別拝観となりました。 新型コロナのために2年あまりにわたり活動が出来ず、ゆっくり茶会を楽...
木津宗詮2022年5月29日3 分明治村茶会去る5月20・21両日にわたり愛知県犬山市の明治村において明治村茶会の薄茶席を担当しました。3年前に催される予定でしたが、新型コロナ禍により本年の開催となりました。 武者小路千家と木津家を紹介し、6月3日が旧の端午の節句ということに因む道具組で参会者いお茶を差し上げました。...
木津宗詮2022年2月27日2 分四天王寺献茶今日2月22日は和国の教主聖徳太子の1401回忌です。聖徳太子が戦勝祈願のため四天王を祀り、その加護によって物部守屋を打ち破った時の姿を土佐光起が描いた図を床に掛けました。花は東大寺お水取りの糊こぼしを華籠に盛りました。...
木津宗詮2022年2月27日2 分北野天満宮献茶祭拝服席明治14年(1871)12月1日に武者小路千家11代一指斎が神社仏閣における献茶発祥の地である北野天満宮で第一回目の献茶奉仕をしました。前年13年に実兄である表千家禄々斎が公式な神社の祭典としての献茶を勤めています。北野天満宮での献茶は三千家と薮内家。久田家、堀内家の六家の...
木津宗詮2022年2月27日2 分水無瀬神宮月釜水無瀬神宮月釜を担当しました。 今回は新型コロナ禍により、恒例の自宅での節分釜ができず、その趣向と、本年おかげさまで還暦を迎え、その厄払いの趣向になる道具組の取り合わせをしました。お出まし難い中、130人余りの方をお迎えしお茶を差し上げました。...
木津宗詮2022年2月27日3 分令和4年度 卜深庵初釜新型コロナの蔓延で各茶会が中止を余儀なくされ、稽古の参加者も激減する昨今ですが、今年は感染対策を十分に施して限られた方をお招きして黒谷西翁院で催しました。 当日は、今年の干支である虎に因む道具や新年を寿ぐ道具組でお茶を差し上げました。特に濃茶席の床には戦国大名の三好長慶の帰...
木津宗詮2022年2月27日3 分第5回 昨夢会大徳寺黄梅院で昨夢会を滞りなく執り納めました。昨夢会は木津家歴代宗詮と社中物故者、そして初代宗詮を茶の湯に導いてくださった最大の恩人の一人である松平不昧不昧公の追善法要と茶会です。黄梅院の大綱和尚は初代松斎宗詮参禅の師にあたります。住職の太玄和尚が大綱和尚と松斎との縁をより...
木津宗詮2022年2月27日4 分第2回なんばん茶会第2回なんば茶会を無事に終えることができました。10月というものの格別暑い中を多くの方にご参会いただきました。本当にありがとうございました。 めずらしい物とか珍奇な物のことを表す語に「なんば」という言葉があります。その語源は、室町末期から江戸時代にかけて、ベトナム・タイ・フ...
木津宗詮2021年12月21日3 分第5回 昨夢会去る11月27日(土)に第5回昨夢会を大徳寺塔頭黄梅院で無事に執り修めることができました。 江戸後期に活躍した同院の大綱和尚は木津家初代松斎宗詮の参禅の師にあたり、松斎の号も同和尚から授けられています。また和尚の日記『空華室日記』にも松斎との交誼がしばしば認められています。...
木津宗詮2021年10月23日4 分第2回なんば茶会第2回なんば茶会を無事に終えることができました。10月というものの格別暑い中を多くの方にご参会いただきました。本当にありがとうございました。 めずらしい物とか珍奇な物のことを表す語に「なんば」という言葉があります。その語源は、室町末期から江戸時代にかけて、ベトナム・タイ・フ...
木津宗詮2020年10月22日2 分なんば茶会私が主催しているオンライン勉強会である敲茶会の「なんば茶会」を堺市の南宗寺で催しました。南宗寺田島碩應老師の格別のご高配により山内を全面的に開放してくださり、消毒や換気を十分に配慮して茶席を二席設けました。今回の新型コロナ禍による閉塞感を打破する一助になればとの思いでの会で...