木津宗詮2020年3月31日読了時間: 1分松斎歌集2 暁鹿あし引きの谷をへだてしさを鹿の声もさえゆく暁の空 里擣衣秋の夜のさびしきまゝに寝もやらで遠ききぬたを共とするかな 海辺月照る月の光も招くあるやらん遠き沖辺の山ぞかすめる卜深庵点描10回の閲覧0件のコメント1
石ひとつ石ひとつ筆にも濡れて初時雨 武者小路千家11代家元一指斎が友禅染地露地絵に発句を書いています。 十徳を着た宗匠が正客で、次客と末客は裃を着用し腰に脇差をさした武士です。時雨が降っているのでそれぞれ露地笠をかざし下駄を履いて飛び石をすすんでいます。初時雨ということから炉開き、または口切の茶事に招かれたのでしょうか?よく見ると正客と次客の間の飛石があとから墨で書き加えられています。着賛された発句の「筆