木津宗詮3月29日読了時間: 1分玄々斎好み梅香合裏千家11代玄々斎 が天保11年(1840)利休250年忌に利休形の梅鉢文白粉解香合を焼物で写したもので、250個つくられています。蓋裏に玄々斎 が花押を朱漆で認め、一閑の箱蓋表に「梅香合」、蓋裏に「模利休好 製之 玄々 宗室」、箱底に「庚子 二百五十ノ内」と朱漆で書れています。なお、この時、玄々斎 は利休堂で利休の命日にちなんで手捏ね茶碗を28個を作り、それぞれに「今日」の楕円形印を押しています。武者公に千家には「尚古」という銘の黒茶碗が贈られ、以心斎は追善の茶事でこの茶碗を用いています。
裏千家11代玄々斎 が天保11年(1840)利休250年忌に利休形の梅鉢文白粉解香合を焼物で写したもので、250個つくられています。蓋裏に玄々斎 が花押を朱漆で認め、一閑の箱蓋表に「梅香合」、蓋裏に「模利休好 製之 玄々 宗室」、箱底に「庚子 二百五十ノ内」と朱漆で書れています。なお、この時、玄々斎 は利休堂で利休の命日にちなんで手捏ね茶碗を28個を作り、それぞれに「今日」の楕円形印を押しています。武者公に千家には「尚古」という銘の黒茶碗が贈られ、以心斎は追善の茶事でこの茶碗を用いています。
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