聿斎手造茶碗 銘 雷峰夕照


甲子の年、すなわち大正13年(1924)夏に聿斎の門人で大阪の道具商である戸田露綏(とだろすい)が同志を伴って中華民国(現、中華人民共和国)を漫遊した。その時、露綏が万里の長城の壁の土を持ち帰り、その土と九谷の吸坂(すいさか)(石川県加賀市)の土とを併せて聿斎が茶碗10個を造った。そして杭州の「西