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執筆者の写真木津宗詮

9月21日 稽古場の床

むさし野は月の入るへき山もなし 

草よりいでて草にこそ入れ

本日の稽古の床です。掛物は小堀遠州が狩野探幽の武蔵野の絵に『万葉集』の歌を認めています。

かつての武蔵野は見渡すかぎり ススキに覆われた平坦な原野で、遮る山も何もなく、月は茅野から出て茅野に沈んでゆく、そんな情景だったのです。

京阪地方は思ったほど台風の被害もなく、一夜明けると肌寒いくらいの涼しさとなりました。


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