日本最古

日本最古の天満宮で、古代氏族の土師(はじ)氏・菅原氏ゆかりの菅原天満宮にお参りしました。宮司夫妻はかつて春日大社の職員だった頃に稽古でご一緒し、久しぶりにお話しする機会を得ました。

菅原天満宮の御祭神は、天穂日命(あめのほひのみこと)と野見宿禰(のみのすくね)・菅原道真公の三柱です。天穂日命は土師氏の祖神です。古代、土師氏は埴輪・土器の製作や葬礼・陵墓管理をした氏族です。野見宿禰は天穂日命の14世の子孫とされ、それまで行われていた殉葬を埴輪に代え、当麻蹴速(たいまのけはや)と相撲で大勝したことから相撲の神とされています。後に野見宿禰の末裔が、大枝氏(のち大江氏)・菅原氏・秋篠氏に分かれ、菅原道真公の誕生地として配祀されています。

奈良の稽古を終えて、鈴鹿に移動する前にふと稽古場の近くの菅原天満宮にお詣りしようと思い立ち寄りました。普段は近くにあるのにそんなことを思うこともないのに。たまたま今日が菅原道真公の祥月命日ということで、その日にお詣りできたこと、また、盆梅展や祈年祭、おんた祭と多忙ななか、久しぶりに宮司夫妻とゆっくりとよもやま話ができたのも不思議なご縁と感じ入りました。