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卜深庵

初代宗詮が江戸に下向した折、出雲松江藩主松平不昧公の格別の恩顧を被りました。その勧めで江戸在府中に武者小路千家8代家元一啜斎に入門しました。そして不昧公の自筆になる「寒松一色千年別」の墨蹟を拝領して生まれ故郷大坂に帰り、武者小路千家の茶家を立てました。もともと初代宗詮は小野氏でしたが、不昧公は宗詮が大坂木津村の出身であったことから、日ごろ「木津」という愛称で呼び、それを苗字にしてくれました。そして「宗詮」の名と、「卜深庵」の号も不昧公が命名によります。「卜深」は「木津」の音読み「ぼくしん」に由来しています。

先先代家元愈好斎の「卜深庵」為書き竹節無茶杓「大和」です。



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