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執筆者の写真木津宗詮

宗貞囲

古田織部の門人平野屋宗貞の竹一重切花入「痩馬」です。まだ筍の柔らかい成長期に石がそれを阻んで歪められたようです。そんな悪環境にもめげす竹に成長し、花入に斬られました。竹の生命力には驚嘆します。私たちもコロナに負けず、そんな竹にあやからなければなりません。それにしても見事な命名です。

淀看席の「宗貞囲」は宗貞の考案になるとされています。点前畳と客畳との間に中柱を立て、仕切壁をつけてそこに火打口をあけた「道安囲」は出炉です。「宗貞囲」は向切になります。



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