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松は冬でも青々と緑をたたえることから不老長寿の象徴とされ、また寒中でも青さを保つ竹と花を咲かせる梅と併せて「歳寒三友」すなわち「松竹梅」の一つとしてめでたい木とされてきました。そして神が降臨する木として正月の門松や春日大社の影向松、またご神木とされして尊重されてきました。

『論語』に、


子曰わく、歳寒くして、然る後に松栢のしぼむにおくるることを知る


季節が寒くなって、ようやく松や柏が落葉しないで残ることがわかる。暖かい季節なら、さまざまな樹木が緑色に美しく輝いています。でも寒い季節になると、次々と落葉してしまいますが、松や柏だけが相変わらず緑色を保っている。孔子は、困難に出会った時にはじめて人の真価が解るのだと松柏に例えているのです。

写真は、京都市左京区の高野川に架かる河合橋に生えた黒松です。欄干の土台部分の隙間に種が落ちて発芽し、劣悪な環境にもかかわらず外側へ水平方向に2メートルほど幹を伸ばしていました。昨秋、橋の歩道の拡幅工事にあたり、約70メートル離れた府立鴨川公園へ根元周辺のコンクリートごとの移植をされました。この後も新たな場所で立派な樹に成長してもらいたいものです!



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