木津宗詮5月17日1 分お下がり葵祭・賀茂祭のお下がりをいただきました。床に3代宗泉の一行「神」を掛け、その正面に上賀茂神社の遷宮記念の直会盆な葵桂を載せて飾りました。 平安絵巻さながらの路頭の儀は新型コロナのために取りやめとなりましたが、神社で勅使参向の社頭の儀は例年通り斎行されました。天皇陛下からの御...
木津宗詮4月21日1 分荘子京都鶴屋の「荘子」です。黒いこし餡種を黄色いこなしで包み、上にいも餡で型で抜いた蝶をのせた春らしい菓子です。こなしは少し歯ごたえがあるのに口どけがよく、中の黒餡 と合わさると小豆の風味を感じる事できます。 荘子(荘周)は中国の戦国時代の宋国生まれた思想家で、いわゆる諸子百家...
木津宗詮2月5日1 分総本家駿河屋総本家駿河屋さんの煉羊羹は太閤さんが茶会の引き物として諸大名に配ったとの謂れがあるそうです。利休さんも間違いなく食べたに違いありません。太閤さんと利休さん、茶の湯とはこれ以上関わりの深いお菓子はありませんね。今年の利休忌で使わせてもらいます。...
木津宗詮2022年12月20日1 分汁粉家元は炉開きに善哉をいただきますが、 わが家の納会のお菓子は恒例によりお汁粉です。一年の稽古が無事に終えられたことと、いよいよ冬至を迎える時期ということで一陽来復をお祝いするご祝儀です。今年も無事にお汁粉でお祝いできました。おめでとうございます㊗️