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安田是誰筆 目出度かしく
安田是誰の70歳の時に製作された道具が、今日、この軸と竹花入、手造茶碗、茶杓の四点が確認できます。いずれも古稀を祝う記念の品々であったと考えられます。本作はまことに力強く「目出度かしく」と大書され、七十翁是誰(花押)と署名されています。

木津宗詮
2020年2月24日読了時間: 1分


安田是誰作 竹茶杓 庭田重嗣歌銘
安田是誰70歳の作になる茶杓で、公家の庭田重嗣が、 手にとるも世に幾しほの数ならむ こ丶ろをこむる竹の一節 と和歌を認め、是誰が「行年七十歳作之(花押)」と署名し、裏千家円能斎が箱書をしています。

木津宗詮
2020年2月24日読了時間: 1分


安田是誰自作 輪無二重切花入 目出度かしく
安田是誰70歳の作になる竹輪無二重切花入です。輪無二重切花入は花間を横一文字に切り、縦は真直ぐに切り落とすのが通例ですが、是誰は花間の縦の線の上部を内側に緩やかな曲線を残して切り、まことに大きな窓を開け、また裏側には大きな円の釘穴を空けられた異例の作です。裏側に「目出度かし...

木津宗詮
2020年2月24日読了時間: 1分


売茶翁筆一行 更上一層楼(さらにろうのいっそうをのぼる)
更上一層楼 高遊外(印) 流れるような見事な筆使い。まことに力強い躍動感のある墨跡です。出典は中国・唐の詩人王之渙(おうしかん)の「登鸛雀楼(かんじゃくろうにのぼる)」です。 白日依山尽 黄河入海流 慾窮千里目 更上一層楼 白日は山に依って尽き 黄河は海に入って流れ...

木津宗詮
2020年2月21日読了時間: 1分


伊藤若冲画 売茶翁増
売茶翁の肖像画は、生前に接したことのある山科李蹊、彭城百川、池大雅、伊藤若冲、三熊思孝、円山応挙、高嵩谷、岡田米山人等がそれぞれの画風で描き、その後も多くの絵師や文人たちの筆で今日に残されています。若冲による本肖像画は、売茶翁が没した年に刊行の『売茶翁偈語』に所載されており...

木津宗詮
2020年2月21日読了時間: 1分


売茶翁詠草短冊 名を売らむ云々
名を賣らむこゝろハあらて木の芽烹る すまひに清く世をわたる也 売茶翁86歳の時の作になる詠草。銀砂子を散らした短冊に、自らの茶は売名のためではなく、清く世を渡るために嗜むのであるという心境を和歌に詠じています。なお、南画家で煎茶習軒流の家元でもあった坂田習軒が、「賣茶翁...

木津宗詮
2020年2月19日読了時間: 1分


売茶翁筆一行 蹋破澄潭月(ちょうたんのつきをとうはす)
まことに力強い筆跡で、気力の充実をうかがうことのできる一行です。出典は中国南宋時代に編纂された禅僧史『五燈会元』巻11の臨済、四料揀(しりょうけん)の頌の一節で「蹋」は「踏」に同じ、「踏破澄潭月(澄潭の月を踏破す)」で清く澄んだ淵に宿る月を歩き通すという意味です。外題に書か...

木津宗詮
2020年2月19日読了時間: 1分


売茶翁作 竹円窓花入
売茶翁の作になり、さおの下部の節が交互に膨らみ、亀甲状になった独特の形でしられる亀甲竹を用いた花入。直径約10センチ、長さ39、3センチ、正面が湾曲sいていて節の数が3つ。中程に直径4、4センチの円窓を設け、脇に「高遊外 売茶翁作」と朱漆で署名しています。他にも中程に円窓を...

木津宗詮
2020年2月16日読了時間: 1分


売茶翁手造 かいでひな香合
売茶翁の手造りになる香合です。「かいで」とは「鶏冠井(かいで・楓も古名噦かえるで器の訛り」のことで、鶏の鶏冠が赤い楓に似ていることから鶏を意味します。その雛を表現した愛らしい品です。

木津宗詮
2020年2月16日読了時間: 1分


売茶翁と武者小路千家
売茶翁は延享元年(1744)から宝暦4年(1754)までの10年間、相国寺の塔頭林光院に住んでいました。当時、林光院の住職は中嶽玄淑(ちゅうがくげんしゅく)で、この年の10月6日に亡くなっています。中嶽没後、師の光源院閑田梵佶(かんでんぼんきつ)が林光院を兼務しました。売茶...

木津宗詮
2020年2月15日読了時間: 7分


方広寺大仏殿跡(大仏殿跡緑地公園)
『売茶翁偈語』の「舎那殿前ノ松下ニ開二茶店ヲ云々」とは、方広寺の大仏殿の前を指します。天正14年(1586)に豊臣秀吉が奈良東大寺にならって大仏の造立を始め、文禄4年(1595)に落慶した方広寺は、その後、伏見大地震により倒壊しました。のち豊臣秀頼が再興するも、寛政10年(...

木津宗詮
2020年2月13日読了時間: 1分


相国寺と武者小路千家
相国寺、ただしくは萬年山相国承天(じょうてん)禅寺といい、臨済宗相国寺派の大本山です。永徳2年(1382)、室町幕府3代将軍足利義満により室町幕府花の御所東側の地に創建された寺です。開山には春屋妙葩(しゅんおくみょうは)が招請されましたが、春屋は師の夢窓疎石を勧請(かんじょ...

木津宗詮
2020年2月11日読了時間: 5分
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