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木津宗詮
2024年5月21日読了時間: 3分
王鞬南(おうけんなん)
黒谷金戒光明寺の塔頭西雲院はは、安土桃山時代の慶長文禄の役で捕らえられて日本に連れて来られた李氏朝鮮の宗厳が開基になる寺です。 西雲院の山門をくぐった左側に、蓮台に坐して左足を垂らし右足を左足の太ももの上で組んだ半跏趺坐(はんかふざ)で、右手に蓮華を持ち、チベット仏教のラマ...
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木津宗詮
2024年5月18日読了時間: 1分
5月16日稽古場の床3
祇園の稽古のあとは某料理屋のです。床は江戸中・後期の歌人で下鴨神社祠官の梨祐為の掛葵画賛です。朝鮮唐津蹲花入に鉄仙と都忘れに桂を入れました。 ちはやする加茂の 社のあふひくさ かけてひさしき 世をいのるかな 鴨祐為書(印) 千早降る加茂の社の葵草 掛けて久しき世を祈るかな...
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木津宗詮
2024年5月18日読了時間: 1分
5月16日稽古場の床2
本日の祇園稽古場の掛物は不徹斎、佐伯江南斎、徳至斎の合筆になる一行「水上行」を掛けました。花は梅花空木を手付籠に入れました。 水 (花押) 上 蓼花 行 隆 利休四百年忌に書かれた軸で、不徹斎家元は花押、先代佐伯江南斎は「蓼花」の号、父徳至斎は後嗣号宗隆を名乗っていた時...
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木津宗詮
2024年5月18日読了時間: 1分
5月16日稽古場の床
夜の自宅の稽古は、大徳寺宙宝和尚の一行「東山水上行」、花は芍薬を須田菁華の染付高砂写花入に入れました。 東山水上行 前大徳松月野叟書(印) 悟りの境地を表した句で、真の意味を理解することはできませんが、毎年爽やかなこの季節に稽古で使っています。
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木津宗詮
2024年5月18日読了時間: 1分
5月18日稽古場の床
今日の稽古の床に掛ける冷泉為則の詠草「閑居夏といふ心を」です。花は五月梅を竹円窓花入に入れました。 草のとににほふ霞の春すきて わか葉さくらの木かくれの庵 草で屋根をふいた簡素でわびた庵の木戸に霞がかかって桜の花が美しく色を染める春も過ぎました。今は桜の若葉が重なりあった陰...
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木津宗詮
2024年5月16日読了時間: 1分
5月14日 稽古場の床
月次歌会を終えて春日大社職員の稽古。床は有隣斎筆になる在原業平の和歌を掛け、段菊と甘野老(あまどころ)を竹一重切花入に入れました。 から衣きつゝなれにし つましあれは はるゝゝきぬるたひをしそ おもふ 守書 何度も着て身になじんだ唐衣のように、長年慣れ親しんだ都にいる妻を残...
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木津宗詮
2024年5月13日読了時間: 1分
5月13日 稽古場の床
本日の大阪稽古場の床は先代家元有隣斎の横物「青山緑水」を掛け、前にインドネシア土産の籠に露草を入れました。
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木津宗詮
2024年5月12日読了時間: 1分
5月12日 稽古場の床
本日の東京稽古場の床は、盛永井宗興老師筆になる直心是道場(じきしんこれどうじょう)と書かれた禅板(ぜんぱん)を壁の中釘に掛けました。蛇籠に甘茶、五月梅、小判草をに入れました。 12月1日から12月8日の未明まで釈迦が菩提樹のもとで悟りを開いたことにあやかって行われる修行であ...
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木津宗詮
2024年5月11日読了時間: 2分
5月11日 稽古場の床
本日の東京稽古場の床は冷泉為泰の鯉詠草です。あやめを丹波焼の南蛮粽写花入に入れました。 岩かねを (花押) 落くる た(田) きは(喜八) 百年もたえす のほれる 鯉や嬉し き 「鯉の滝登り」の故事をふまえた歌です。みごとな岩盤から落ちてくる滝を百年絶えず登る鯉はうれしい...
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