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4月9日 稽古場の床
春日大社職員の稽古の床に江戸中期の絵師三熊花顛(みくまかてん)の桜花図を掛けました。 三熊花顛は加賀国(石川県)の出身で、名は思孝、字は海棠、別に介堂と号しました。絵を長崎の大友月湖に学びました。のちに麒麟や鳳凰、龍、虎、獅子、象など見たこともないものを描くのは、ただ一時の...

木津宗詮
2024年4月10日読了時間: 1分


初代松斎宗詮の竹茶杓「桃仙人」
桃というと三月三日のひな祭りですが、実際は今の暦ではまだまだ硬い蕾です。桃は桜の開花時分に咲きます。いよいよこれからです。

木津宗詮
2024年4月1日読了時間: 1分


3月14日 稽古場の床2
3代聿斎宗泉の竹画讃を掛け、安南染付花入にクリスマスローズを入れました。 そのかけかおらか世界や雀の子 露真 (印) 取り合わせの良いもの、調和して絵になるものとして松に鶴、梅に鴬などがあります。竹に雀もそのひとつです。...

木津宗詮
2024年3月30日読了時間: 1分


3月14日 稽古場の床
有隣斎筆横物「柳緑花紅」です。花は加茂本阿弥と西王母、木瓜を唐銅熨斗形花入に入れました。そして書院に初代松斎宗詮書付の貝香合を利休三百五十年忌記念の利休梅帛紗に載せ、袋棚にはアンコールワットの石を桂盆に飾りました。

木津宗詮
2024年3月30日読了時間: 1分


3月13日 稽古場の床
3代聿斎宗泉の竹画讃を掛け、安南染付花入にクリスマスローズを入れました。 そのかけかおらか世界や雀の子 露真 (印) 取り合わせの良いもの、調和して絵になるものとして松に鶴、梅に鴬などがあります。竹に雀もそのひとつです。...

木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 1分


3月16日 稽古場の床
一啜斎筆になる道歌を掛けました。加茂本阿弥と西王母・山茱萸を一指斎の竹置筒「竹の葉山」に入れました。 すくなるも又曲れるも おしゑ草茶湯に ふたつ無きとこそ しれ 枝雲庵宗守(花押) 真っ直ぐにありのままに教えるのも、曲がった素直でない教えも、どちらも茶の湯の教えです。まっ...

木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 2分


2月4日 稽古場の床
国学の三大人のひとり契沖の詠草「年内立春」です。花は木曽路と梅と水仙を竹一重切花入に入れました。 年内立春 さきてまついかきの梅に大としの 神のいさめぬ春やこゆらん 契沖 梅は春の花でありながら、まだ正月がきていないというのに神聖な斎垣の内で開花しています。大歳神も梅には新...

木津宗詮
2024年2月6日読了時間: 1分


1月17日 稽古場の床
本日の稽古の掛物は本居宣長の短冊「朝梅」です。染付高砂写し花入に大神楽と臘梅を入れました。臘梅は臘月・12月の梅ですが、正月というものの未だ旧暦12月7日です。新春はもう少し先になります。臘梅は芳しい香りを漂わせ心が和みます。 朝梅 朝またき手をるたもとに露おちて...

木津宗詮
2024年1月17日読了時間: 1分
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