木津宗詮2022年7月25日1 分紅葉先代家元夫人澄子様の紅葉絵茶碗です。不思議なことに平茶碗に紅葉です。季節が合わないです。赤富士とか朱竹は季節を問わないと思います。でも紅い楓の葉はやはり秋です。平茶碗は適切でないように思います。きっと何かお考えがあってのことと思います。生前中に伺えなかったことを残念に思って...
木津宗詮2022年7月24日2 分川島昭隠川島昭隠は、慶応元年(1864)岐阜県に川島仁三郎の第三子として生まれる。名を捨次郎、諱は会聰、字は昭隠、室号は大徳寺聚光院在住の時分は槐安軒、正眼寺に住した後は霧隠軒を襲号している。11歳の時、心洞寺の卓洲宗珪について得度し、のち開善院の則門弁格に就く。漢学を加納藩の文学...
木津宗詮2022年7月23日2 分土用の丑の日本日、7月23日は土曜の丑の日です。 土用は五行に由来する暦の雑節です。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつのことです。特に土用というと一般的に夏の土用のことをいうようです。今年は土用の丑の日が2回あり、次回は8月4日木日です。...
木津宗詮2022年7月22日1 分7月21日稽古場の床川島昭隠の筆になる「好雪片片不落別處(こうせつへんぺんべっしょに おちず)」です。花は桔梗、野菊、芙蓉、花火草、水引草、矢筈薄をえふご籠に入れました。 川島昭隠は先々代家元愈好斎と3代聿斎宗泉が参禅した元大徳寺僧堂師家で元妙心寺管長です。そしてそれぞれに斎号を与えています。...