姫百合
- 木津宗詮
- 2024年10月9日
- 読了時間: 1分
秋日詠秋祝言
和歌
為人
姫菊を移して
祝ふ秋の日のかを
りも高き木の芽煮
留伊保

姫菊を移して祝ふ秋の日の
香りも高き木の芽煮る庵
冷泉 為人先生の懐紙です。先鋭は上冷泉家第25代当主で、わたしの大学時代の恩師です。
この和歌は今から20年以上前に、あるお祝いでいただいたものです。
「木の芽煮る庵」、木の芽とはお茶のことで、お茶を煮る庵、すなわち茶室のことをいいます。普通、お茶や茶室のことを歌に詠むときに「木の芽煮る」とか「木の芽煮る庵」を用います。
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