木津宗詮2 日前1 分もみじやイチョウだけじゃない!ナンテン、サクラ、ドウザンツツジ、ニシキギ、ユキヤナギ、ハナミズキ、ツタ、ハゼ、ムクゲ 他の木の紅葉も美しいです 紅葉はもみじやイチョウだけじゃない!
木津宗詮3 日前1 分時雨今朝は格別寒い朝です。 空は晴れていますが、ここ吉田山は気まぐれな冷たい時雨が降っています。大徳寺大綱宗彦の短冊「時雨」です。 時雨 しくれする雲に心ハなかりけり 晴るるふるも風のまにゝゝ 大綱 時雨を降らす雲には何の思いもありません。晴れるのも降るのも風次第なのです。...
木津宗詮4 日前2 分二十四孝(にじゅうしこう)「二十四孝」とは、中国において後世の範として古来有名な孝子24人をいいます。五帝の一人虞舜(ぐしゅん)・漢の文帝・曽参(そうしん)・閔子騫(びんしけん)・仲由・董永(とうえい)・剡子(えんし)・江革(こうかく)・陸績(りくせき)・唐夫人(とうふじん)・呉猛(ごもう)・王祥(...
木津宗詮11月23日2 分新米子どもの頃に母親が食事の時に「今日は新米やで」と特に言われた時、なにかとても嬉しく、美味しいご飯を食べたことを思い出します。「古米」という言葉を久しく耳にしなくなりました。美味しいコメのなる稲の品種改良が進み、またその保存の技術が向上し、また美味しいご飯を炊くことのできる炊...
木津宗詮11月17日1 分国母の品格素晴らしいお言葉です! かつて日本国の国母であった方かこのような謙虚なお気持ちでいらっしやる。誇りに思います!尊敬してやみません! 私もこれからますますできないことが増えてきます。この心持ちで生きていかなければならないと肝に銘じました!
木津宗詮11月16日1 分最高敬語あそばされるは「する」、有らせられる「居る」、おかせられる「於く」、賜う「する、与える」です。 これらは最上級の尊敬表現で、天皇や皇族に対してのみ用いられる最高敬語です。戦前は一般的に用いられていた敬語表現で、戦後は一部を除き廃れてしまいました。...
木津宗詮11月14日1 分時雨大伴池主 神無月時雨にあへるもみち葉の 吹かば散りなむ風のまにまに 一天にわかにかき曇り、激しい時雨が降りました。はるか松ヶ崎から銀閣寺にかけて、欠けることのない見事な虹がかかっています。
木津宗詮11月14日1 分吹寄吹寄とはさまざまな木の葉が風でひとところに吹き寄せられるさまに見立てていうことばです。 また、色づいた木の葉などをかたどった落雁(らくがん)・雲平(うんぺい)・有平糖(アルヘイとう)などの干菓子を取り合わせ、いかにも風に吹き寄せられた風情で菓子器に盛ったもにも使います。...
木津宗詮11月11日1 分逆境に耐える!出町柳の河合橋の松です。自ら選んだわけでなく、風のなすまま導かれてこの地に降りました。橋の石材の隙間には土もろくにないでしょう。肥やしになるものもないでしょう。こんな逆境でもこの場に発芽してここまで大きくなりました。この生命力は驚嘆に値します!...
木津宗詮11月7日1 分門を開けば落葉多し雨を聴いて寒更尽き 門を開けば落葉多し 『全唐詩』の無可上人の「秋に従兄の賈島に寄す」の句の一節です。 秋深くに粗末な家に閑居して、寒さが増していき侘しい思いが募る秋の夜長。パラパラと屋根に当たる時雨の音が聴こえます。その音をききつついつのまにか寝入ってしまいました。翌朝、...
木津宗詮11月6日1 分白山6年前に石川県白山市の白山比咩神社にご挨拶にうかがいました。その奥宮が石川、福井、岐阜の3県にわたり高くそびえる白山の山頂に祀られています。白山は古くから霊山信仰の聖地として今日に至っています。養老元年(717)に初めて白山に登拝した僧泰澄は、翌年山頂に奥宮を建立しました。...
木津宗詮11月5日2 分もてなし以前、津山に資料調査に行った時、5日前にネットで予約しました。連休の人もいてどこも満室で、空きのある宿は3万円以上だったので、津山の近くのとある温泉町で1万円あまりの宿をようやく見つけて予約しました。 駆け足であっちこっちを回ってとても疲れてようやく宿に入ったら超びっくりで...
木津宗詮10月31日1 分中山神社30年ぶりで再会しました。かつて私が稽古を始めた間なしに護王神社の稽古場に来ていた方に。下関の中山神社に嫁がれ、結婚式でスピーチさせてもらいました。それぞれの主賓が嵯峨さん、平安神宮元宮司の九条さんで、その次でとても緊張したのをよく覚えています。...
木津宗詮10月29日1 分弁天さん今年83歳になる古い社中と久しぶりに食事をしました。新型コロナにより長らく会うことも叶いませんでした。そうしたことからとても嬉しい晩御飯となりました。 家元での内弟子を終え、ペイペイで頼りない私を陰になり日向になって支えてくれたご婦人です。今日あるのもこの方の賜物です。一人...
木津宗詮10月26日1 分摺鉢東南アジアの焼物が大好きで以前から持っていたものです。不思議な形状で、とても重たい焼物です。なぜこんなに底が厚いのかがとても疑問でした。また何使うものかわかりませんでした。 先日ある道具屋さんが送ってきたカタログに伝世品の宋胡録の摺鉢水指というのが出ていました。...
木津宗詮10月25日1 分宗真作 竹茶杓「鶴」7代家元直斎室宗真の作になる竹茶杓「鶴」です。筒と箱の書付は8代一啜斎です。筒に「八十五歳宗真作」、箱には「老母宗真茶杓 鶴」と認めています。 武者小路千家では、文政6年(1823)の3月に還暦を迎えた娘婿の一啜斎が隠居し、孫娘宗栄の婿として裏千家から迎えた不見斎の三男好々...