木津宗詮2020年1月4日3 分おじいちゃんと孫2年前の正月の稽古風景です。息子がおじいちゃんに稽古をつけてもらっています。 以前、表千家の堀内くんが「子供の頃は、お爺ちゃん稽古がいい。お父さんがやると、気になって細かいことを言い過ぎるので芸が小さくなる。おじいちゃんだと、おおらかに楽しみ、芸が大きくなる。」と謡の先生...
木津宗詮2020年1月2日2 分歳徳神(としとくしん)歳徳神とは歳神様とかお歳徳さん、正月様、恵方神、大歳神などとも呼ばれる来訪神のことです。歳(年)を守護する神、農作を守護する田の神、家を守護する祖霊とされ、一年の幸福をもたらす力を与えて下れる神とされています。なお、歳徳神は暦では女神の姿で描かれていますが、神話に出てくる大...
木津宗詮2020年1月1日3 分元旦惣而(そうじて)朝・昼・夜トモニ、茶ノ水ハ暁汲タルヲ用ル也、コレ茶ノ湯者ノ 心ガケニテ、暁ヨリ夜マデノ茶ノ水、絶ヌヤウニ用意スルコト也、夜会トテ、ヒル 已後(いご)ノ水不用之(これをもちいず)、晩景(ばんけい)半夜マデハ陰分...
木津宗詮2019年12月31日2 分埋火(うずみび)「宗旦四天王」の一人杉木普斎は、諸国に伊勢参宮を勧め、その便宜をはかる神職である伊勢の神宮外宮(げくう)豊受大神宮(とようけだいじんぐう)の御師(おんし)でした。普斎の逸話を集めた『普公茶話』に、播州網干の檀那佐々木氏が伊勢に参宮した時、老齢のため次回の参詣がいつできるかわ...