木津宗詮2022年3月20日1 分ボケ「木瓜」と書いて「ボケ」と読みます。綺麗な花をつけるのに。 「ボケ」という文字や響きが良くないので、私は茶会や稽古で使うときは「モツカ」と呼び、会記には「木瓜」と書くようにしています。
木津宗詮2022年3月20日1 分オウバイ他の花に先駆けて咲き、あたかも春を迎えているような風情から中国では「迎春花」というそうです。英名の「ウィンター・ジャスミン」というのも同様の意味だそうです。花に毛が無いことから裸の花ということで「ヌーディフロール(nudiflorum) 」ともいうとのこと。...
木津宗詮2022年3月20日1 分水木と紙など燃えるものでできた木造住宅にとっては火は大敵でした。家事は家財道具は当然ですが命さえも奪います。だから家には至る所に水が配されています。 屋根には鯱鉾や波のデザイン「水」と書かれた鬼瓦、同じく波の軒瓦、巴紋も水が「渦巻く」様を表しています。鴨居は水鳥の「鴨」、敷居...
木津宗詮2022年3月6日2 分述懐近衛前久「述懐一に非ず」の詠草を床にかけました。信楽耳付花入に加茂本阿弥と西王母、紅梅を入れました。 近衛前久は、近衛家17代当主で、官位は従一位、関白・太政大臣等を歴任した戦国時代から江戸時代初期にかけての公家です。子は近衛信尹(三藐院)、後水尾天皇は孫にあたります。京都...