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和歌の守護神柿本人丸公
和歌の守護神「和歌三神」の一柱で、三十六歌仙の一人で、古来、歌聖と呼ばれる柿本人丸公の1300年式年大祭で和歌の披講を奉仕しました。人丸公は奈良時代の神亀元年(724)3月18日に亡くなられました。本日5月7日は旧暦3月18日で、まさに没後1300年にあたります。...

木津宗詮
2023年5月8日読了時間: 1分


5月1日 稽古場の床
日野資枝の「五月朔日前庭の池に秦亀出現せしかは」と題する詠草を掛けました。花はジャーマンアイリスを伊賀焼耳付花入に入れました。 資枝上 五月朔日前庭の池に 秦亀出現せしかは 言の葉の道のさかへを萬代と ちきりて庭にかめやいてけむ...

木津宗詮
2023年5月1日読了時間: 2分


4月28日 稽古場の床
鈴鹿の椿大神社の稽古です。床に冷泉家中興の祖冷泉為村の短冊「卯花」掛け、丹波焼耳付花入に卯の花と苧環、花筏を入れました。 卯花 くれ深き籬にさける色はみな 夕の月とまかふ卯のはな 為村 籬(まがき)に咲く卯の花は、まるで夕べの月と見間違えるほどに純白で清楚な花です。旧暦卯月...

木津宗詮
2023年4月29日読了時間: 1分


4月20日 総見院茶席の床
大徳寺塔頭総見院で釜を掛けました。床に冷泉為村雁画讃を掛け、前に愈好斎の書付になる和田桐山作銀襴手耳付花入にシヤガを入れました。 かへるらむ 契りはおなし 春の雁 われて潮路の ともを はなれす 春が訪れると、雁ははるかかなたのシベリアに仲間とともに大空を雁行して長旅をしま...

木津宗詮
2023年4月21日読了時間: 1分


4月20日稽古場の床
大綱和尚の詠草「新樹妨月(しんじゅつきをさまたげる)」です。八重咲わ胡銅花入に入れました。 新樹妨月 大綱 心なくしけりにけりなわかみとり のきはの月を余所にへたて丶 美しい若緑の木々の葉が、無分別に茂ったおかげで、軒端の月が遠く離れたところに隔ててしまいました。なんと風流...

木津宗詮
2023年4月21日読了時間: 1分


3月7日 稽古場の床
春日大社の床に烏丸光胤の春雨の懐紙掛けました。 詠春雨和歌 卜山 日をふれは咲そうも けにはるさめの恵 を木々の花のか 楚伊路 花を散らす憎い春雨も、木々にとっては慈しみ深い大切な父母です。なお卜山は光胤が入道したのちの法名です。

木津宗詮
2023年4月8日読了時間: 1分


4月1日 稽古場の床
3代聿斎宗泉の雛画讃です。花は加茂本阿弥椿と金梅花を竹一重切花入に入れました。 夫婦(めおと)別礼儀正しき雛(ひいな)かな 聿斎(花押) 決して差別ではなく、それぞれに区別があるということです。 お雛さんというと3月3日ですが、どうも今の暦では実感がわきません。実際、桃の花...

木津宗詮
2023年4月2日読了時間: 1分


3月18日 稽古場の床
幕末の上賀茂神社社家賀茂季鷹の朧月画讃です。信楽焼の耳付花入に紅妙蓮寺椿とれんぎようレンギョウ(連翹)を入れました。 八十三翁 季鷹 さほ姫の 霞の袖に つゝみても にほひこほるゝ 春夜月 和歌では春の月は朧に霞む月を詠むことが約束となっています。佐保姫は春を司る女神のこと...

木津宗詮
2023年3月18日読了時間: 1分


3月15日 稽古場の床
本日は稽古立礼の稽古です。床は大徳寺大心義統の柿本人丸画讃を掛けました。紅妙蓮寺と白玉の2本の椿と日向水木を粉引の花入に入れました。 正一位柿本大明神 我画ニテマキレコレナキ 正一位見トムナケレト 是レモ人丸 花押(印)...

木津宗詮
2023年3月16日読了時間: 1分
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