木津宗詮3月28日1 分利休忌利休忌にちなみ床に掛けました。 利休居士は 天正19年2月28日(1591)、聚楽屋敷内で切腹して果てました。享年70歳。 歳暮ニハ可為御上洛由、乍御 太儀尤可然存候、我等も明日者湯 嶋へ御供ニ参候、猶自是可得御 意候、恐惶謹言 九月廿四日 宗易(花押)
木津宗詮3月28日3 分利休形松木盆写し利休二百五十年忌の記念に造られた利休形松木盆写は、松材の四方盆で、端反はたぞりの四隅を唐物の若狭盆に通じる洗練された入いり隅すみとし、松の木目を見せるように拭き漆がほどこされています。どのような茶入を載せても映り、菓子器にも用いられ、枯淡な味わいのある侘びた盆です。本歌の松...
木津宗詮3月21日1 分3月21日 稽古場の床夜の稽古場は、松平不昧公の賛になる狩野栄川院の画像を掛けました。前に須田菁華作になる三代聿斎宗泉好みの香炉を丸香台に載せ、床柱に七代中川浄益の青銅経筒に加茂本阿弥と土佐水木を入れました。 不昧公の賛は公の参禅の師である大巓和尚の利休居士像の賛語の写しです。...
木津宗詮3月21日2 分3月21日 稽古場の床大徳寺の大綱和尚の一行「花開自蝶来」です。花は三夜荘椿と白玉椿、土佐水木を竹置筒に入れました。三夜荘は西本願寺の大谷光尊が宇治に営んだ別荘「三夜荘」にちなみます。三夜荘に原木があり、一重で白地紅吹掛小絞になる椿で、昭和58年に発表された新しい椿です。...