木津宗詮2022年10月27日2 分天盃慶応4年(1868)8月に明治天皇は即位礼を執り行い、その前の7月江戸を東京とし、9月には「一世一元の詔」を発布し明治に改元されました。 9月20日に天皇は京都を出発して東京に行幸され、江戸城を東幸の皇居と定められ東京城と改称されました。...
木津宗詮2022年10月23日1 分無理無理だと思います。 安全を祈願してとか励ますためとか解釈するのは。 単に石材として使っただけだと思います。 織田信長の安土城や豊臣秀吉まの大坂城など城の石垣などに石仏などを使用するのは珍しいことではないです。 だいたい礼拝の対象を割って使っていること自体罰当たりなことではな...
木津宗詮2022年10月17日2 分龍袍龍は瑞祥の象徴で、邪気を追い払い災害を避け、縁起の良い想像上の動物です。また中国皇帝にとっては権威の象徴でもあります。古代の中国では龍の爪の数について明確に定まっていませんでした。唐や宋の時代は三本爪が基本でした。元の仁宗の時に「五爪二角」の龍文が皇帝専用の文様となり、以降...
木津宗詮2022年10月12日1 分蔦の細道駿河なる宇津の山べのうつつにも 夢にも人に逢はぬなりけり 『伊勢物語』の業平東下りで、静岡の宇津ノ谷峠で詠まれた歌です。「蔦の細道」を通って峠を超えました。蔦の細道は平瀬家旧蔵の仁清の茶碗が有名です。それを元に先先代家元愈好斎が襲名の時に永楽妙全で好んだ茶碗で流儀では馴染み...