木津宗詮3月30日1 分吸江斎好「力圍希棗」吸江斎好「力圍希棗」のうち大棗『力」です。力圍希棗は利休250年忌に表千家10代吸江斎が好んだ茶器です。作者は7代駒沢利斎(春斎)です。 箱書の蓋裏に「已亥 不審菴 吸江」、その甲に「大棗」、箱には、「以龍宝山五老松造 利休居士好之茶器 大中小三品分筆 居士辞世中之文字 力...
木津宗詮3月29日1 分玄々斎好み梅香合裏千家11代玄々斎 が天保11年(1840)利休250年忌に利休形の梅鉢文白粉解香合を焼物で写したもので、250個つくられています。蓋裏に玄々斎 が花押を朱漆で認め、一閑の箱蓋表に「梅香合」、蓋裏に「模利休好 製之 玄々 宗室」、箱底に「庚子 二百五十ノ内」と朱漆で書れてい...
木津宗詮3月28日1 分利休忌利休忌にちなみ床に掛けました。 利休居士は 天正19年2月28日(1591)、聚楽屋敷内で切腹して果てました。享年70歳。 歳暮ニハ可為御上洛由、乍御 太儀尤可然存候、我等も明日者湯 嶋へ御供ニ参候、猶自是可得御 意候、恐惶謹言 九月廿四日 宗易(花押)