• 木津宗詮

花を求めて

 桜の花の盛りも過ぎましたが、春は多くの花が咲き誇ります。まさに百花繚乱です。その桜の花に舞っていた蝶は次なる花を求めて軽やかに飛んでいきます。花に遊ぶ蝶の姿はまことにゆかしい様です。

もうこの里の花は散ってしまいました。新たな花をもとめて急いで飛んでいく蝶にやさしく春風が吹いています。



 今月は非常事態宣言の関係で出稽古はじめ自宅の稽古も中止となりました。社中と共に稽古はできませんが、床にこの時期毎年使う掛け軸をかけました。香川景樹懐紙「萎花蝶飛去(はなしぼんでちょうとびさる)」です。


この里ははなちりたりととふ蝶の

急くかたにも風やふくらむ




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