雨奇晴好(うきせいこう)

雨奇晴好。「奇」は普通とは違ってすぐれている意で、晴でも雨でもすばらしい景色のことをいいます。

出典は宋の詩人蘇軾(蘇東坡)の「飮湖上初晴後・(湖上に飲(うたげ)せしが、初めは晴れ後は雨ふれり」です。


水光瀲灔晴方好 山色空濛雨亦奇

欲把西湖比西子 淡粧濃抹総相宜


水光(すいこう)瀲灔(れんえん)として晴れて方(まさ)に好(よ)し

山色(さんしょく)空濛(くうもう)として雨も亦(また)奇なり

西湖(せいこ)を把(と)って西子(せいし)に比(ひ)せんと欲(ほっ)すれば

淡粧(たんしょう)濃抹(のうまつ)総(すべ)て相(あい)宜(よろ)し


細波を浮かべた湖面は晴れた日でこそ美しい。しかしまた霧のように山を包んだ雨降りの風景もまた一入の眺めである西湖の姿を絶世の美女として有名な西施にたとえれば、山の淡い装いや濃い化粧は総てに風情がある。

雨が降りだしました。「雨亦奇」です!



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