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4月9日稽古場の床

本日、上賀茂神社の曲水宴の講師として出演します。それにちなみ江戸後期の公家芝山持豊の賛になる土佐光貞画「曲水図」を床に掛けました。桃の絵があるので花は飾りません。



唐やまとことはの   花もさかつきも    なかれにうかふ      桃のした水



唐(中国)でも大和(日本)でも美しい詩歌の花も盃も、ともに桃の花の下水の流れに浮かんでいます。

曲水宴とは水の流れのある庭園で、流れのふちに参加者が座って流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、別の建物でその詩歌を披講する宴のことです。

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