ハロン湾

 6年前にベトナムを友人と一週間にわたり旅をしました。そしてベトナム北部のトンキン湾北西部にあるハロン湾のクルーズを楽しみました。









ハロン湾はカットバ島のほか大小3,000もの奇岩、奇峰の島々がそそり立つ天下の名勝です。その不思議な自然の織りなす幻想的な風景は水墨画の世界で、「海の桂林」とも呼ばれています。その美しい景観からユネスコから世界自然遺産に指定されています。

 「ハロン」という名前は、「ハ」は降りる、「ロン」は龍で漢字での表記は下竜湾です。隣国の大国である中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を打ち破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になって侵入を防いだと伝えられています。

素晴らしい自然の景観を楽しみながら、豪華な料理を満喫しました。また、ハロン湾で採れた新鮮な海鮮を売りに漁師の小舟が近づいてきます。それを求めて調理してもらい美味を堪能しました。最後は持参の茶箱で小茶会をしたことが昨日のように思い出されます。




 小峠丹山作になる茶碗です。描かれた絵がいかにもハロン湾の風景に思えてなりません。毎年、爽やかな風の吹くこの新緑の時期に使っています。そのたびにハロン湾とその時の楽しかったことを思い出します。










38回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

石ひとつ

石ひとつ筆にも濡れて初時雨 武者小路千家11代家元一指斎が友禅染地露地絵に発句を書いています。 十徳を着た宗匠が正客で、次客と末客は裃を着用し腰に脇差をさした武士です。時雨が降っているのでそれぞれ露地笠をかざし下駄を履いて飛び石をすすんでいます。初時雨ということから炉開き、または口切の茶事に招かれたのでしょうか?よく見ると正客と次客の間の飛石があとから墨で書き加えられています。着賛された発句の「筆

六根

​お問合せ

一般財団法人卜深庵

  • Grey Twitter Icon
  • Grey Instagram Icon
  • Grey Facebook Icon

© 一般財団法人 卜深庵 All Rights Reserved.