東本願寺の大寝殿はじめ、白書院、宮御殿などの諸殿群14棟と歴代門主の住居、並びに執務空間である「内事」建物3棟が重要文化財の指定を受けた記念茶会にお招きいただきました。
大谷暢顕前門首裏方(夫人)大谷妙子大裏方が鶴の間でご亭主として釜を掛けられました。祝賀に相応しい数々の道具組みで続き薄の点前で濃茶・薄茶をいただきました。内事の洋館と日本館、鶴の間は先々代大谷光暢門首が久邇宮智子様を裏方に迎えられるにあたり建てられた建物とのことです。なお、昭和天皇皇后の香淳皇后は智子裏方の姉に当たられます。
お茶をいただいたあと、内事部の山口昭彦氏が普段見ることのできない内事の洋館はじめ日本館、大玄関、大寝殿、白書院、黒書院、能舞台などをご案内くださり、懇切丁寧なご説明をしてくださいました。
まことに美味しいお茶を素晴らしい道具でいただき、また立派な建物拝見し、この上もない感激のひとときでした。
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