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八橋忌

 今日は近代箏曲の開祖とされる八橋検校の命日です。例年、聖護院八ツ橋さんの主催になる法然院での八橋忌法要が営まれています。写真はかつてご案内いただきお参りした時のものです。

 八橋検校は、近代筝曲の開祖とされ、江戸前期に磐城(福島県いわき市)で生まれたとされる箏曲演奏家です。三味線・胡弓の名手で、はじめ大阪で三味線の名手として活躍し、のちに江戸に出て筑紫箏を学びました。京都に移り住んで検校になり多くの弟子を育てました。「雲井の曲」、「六段の調」、「八段の調」など、数多くの筝曲を作曲しています。貞享2年6月12日に71歳で没しています。墓所は京都黒谷の常光院。なお、孫弟子の生田検校が生田流を創始しています。

 菓子の八ツ橋は琴の形であるとか、三河の八ツ橋をかたどっているとか諸説ありますが、原料の米粉に砂糖や肉桂などを混ぜて短冊形にした堅焼き煎餅です。現在はチョコレートや抹茶、いちご味の生八ツ橋も作られてます。





























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