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世界地図

 明治13年に北野天満宮の信者組織の一つ「日参永守講」33人が奉納した鏡の裏面の拓本です。以前、縁があり手元に収まったものです。まことに巨大な鏡で、縦が180センチ、横が97センチの花形で世界地図の彫刻が施されています。多分奉納者と神社に記念として拓本として写したものを軸装した品と考えられます。

 かつて京都新聞の朝刊に、このたび北野天満宮で同じものが発見されたことが報じられています。鏡の地紋に世界地図という発想がとても斬新です。文明開化の御代の人びとの思いが反映された品です。






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