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右近の橘

三代聿斎宗泉の右近の橘橘茶杓です。土御門天皇の御製「水の色に花の匂をけふそへて千歳の秋のためしとそみる」を銘とし、箱に「御苑右近橘一枝 宗泉謹作(花押)」、甲に「御茶則」と認めています。茶杓の裏に桜の花を二輪蒔絵を施し、右近の橘、左近の桜の気持ちです。


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