雲水

 雲水とはあたかも行雲流水、空を行く雲、流れる水、物事に執着せず、淡々として自然の成り行きに任せる。決して一ヵ所にとどまらずに修行する僧をいいます。

 



雲水

•在嶺頭閑不徹

•流礀下太忙生


雲は嶺頭(れいとう)に在(あ)って閑不徹(かんふてつ)

水は礀下(かんか)を流れて太忙生(たいぼうせい)。

 大徳寺僧堂元師家川島昭隠老師の「雲水」の置字です。それぞれの頭の文字を「•」で省略しています。出典は『虚堂録』です。『虚堂録』中国南宋の虚堂(きどう)禅師の語録で、禅師が報恩寺を隠退されるときの偈頌(げじゅ・禅意を述べる詩)の転結二句です。なお、武