今年も恒例の忠臣蔵の季節になりました。
でも、今の若い人にはピンとこないのだと思います。敵討ちなんてナンセンス。忠義や義理なんて。浪花節の時代は遠くに行ってしまったように思います。特に今回のコロナでそれどころではなくなるのでは。自分のことで精一杯の時代が訪れる予感がします。
まことに残念なことではありますがしかたのないことだと思います。背に腹はかえられません。文化や宗教というものもそういうものです。まずはご飯を食べること。家族を養うことが第一です。
でも、心を豊かにすること、豊かな生活を送るには文化や宗教の役割は大です。すべてのものが滅びることは絶対にないと確信します。でも一つ間違うと淘汰されてしまいます。
昔権禰宜体でお世話になっていた山科の大石神社の義士祭行列も今年は行われないようです。でも師走になると忠臣蔵。忠臣蔵に限らず季節の風物詩いつまでも多くの人の気持ちに残してほしい。そんなことを思う今日この頃。
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