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初代宗詮の参禅の師大綱和尚の墓

 初代宗詮の参禅の師大綱和尚の墓です。


 大綱和尚は文化13年(1816)45歳の3月1日から、示寂する二日前の安政7年(1860)2月14日に至る44年間にわたり記した『空華室日記』によりますと、天保8年(1837)3月29日に、


木津宗詮老に聴松斎の号をおくりて、

すゝしさをわか物にして此やとに絶すきくらん松風の声



の詠歌から「聴松軒」の号と、それを漆書きした竹一重切花入を与えられています。ところが翌4月1日に、「木津宗詮来有願」とあり、松斎の希望で「松斎」と改めたようです。

 大綱和尚は木津家にとって最も大切な人のひとりです。


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