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松斎歌集11

さかづきに影をうけつゝ木のもとの

月はおほろに花のちるかな

   花におくれ来て

   かけ新に花の残りあるを

ありなんとおもはさりしに散花は

雪かとのみもおもほゆるかな

   小女の牡丹を

   たつさへ来る時

小女子は手折てもちしふかみ草

かほにうつろふ紅のいろ

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