興聖寺開山忌献茶
- 木津宗詮
- 2022年9月27日
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今年も例年の行事である興聖寺の献茶を無事に奉仕しました。
わが国に曹洞宗を伝えた道元禅師は、南宋から帰国後帰国し、しばらく建仁寺に身を寄せ、のちに伏見区深草に興聖寺(観音導利院興聖宝林禅寺)を開創しました。ところが比叡山延暦寺の弾圧を受けたために越前に下向し、住持4代で廃絶してしまいました。江戸時代になり淀藩主永井尚政が万安英種に帰依して新たに宇治の地に再興したのが今日の興聖寺です。そうしたことから「曹洞宗初開道場」と呼ばれ、曹洞宗にとって格別由緒の深い寺です。
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