木津宗詮2023年8月5日1 分8月4日 稽古場の床夕方からは春日大社職員の稽古でした。床に宗旦四天王寺の一人で、伊勢の神宮御師杉木普斎の描いた草花図を掛けました。 毎日の猛暑もどこ吹く風で、全く萎れることのない花です!
木津宗詮2023年8月2日3 分名水『京羽二重』に「名水」という項目を設けて、 明星水、智弁水、岩清水、香水、糺清水、薬師清水、紫雲水、手水の水、尼寺の水、弁慶水、朧の清水、瀬井清水、醒井の水、柳の水、梟の水、吉水、清水、蹴上水、仙人水 の十九の名水が記載されています。また、「京三名水」として御手洗井(左京区...
木津宗詮2023年7月18日1 分北向道陳(きたむきどうちん)北向道陳(きたむきどうちん)は利休の最初の茶の湯の師匠です。家が北向きであったため「北向」と名乗ったと伝えられています。堺の舳松町(へのまつちょう)に住み医師であったといわれています。能阿弥の弟子・島右京(空海)より東山流の茶法を受け、武野紹鴎と親交し、利休を紹鴎に推薦して...
木津宗詮2023年7月4日1 分理平焼当代不徹斎家元が宗守襲名前の宗屋時代に好んだ先代紀太理平作になる理平焼波絵茶碗です。 理平焼は、初代高松藩主松平頼重が野々村仁清の弟子森島作兵衛を招き焼かせた御庭焼がルーツとなっています。のちに作兵衛は紀太理兵衛と名を改め、高松藩別邸栗林荘の北に窯を築きます。以降、代々「理...