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木津宗詮
2024年4月25日読了時間: 2分
424日 稽古場の床
本日の祇園稽古場は、木津家3代聿斎宗泉と南画家の小室翠雲の合作になる竹筍図です。花は苧環と小手毬、黒臘梅を安南染付花入に入れました。 聿斎と翠雲との合作が数点残されています。聿斎の花押からは40代の作のようです。翠雲は「添筍翠雲(印」」と書き添えていて、はじめに聿斎が中央に...
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木津宗詮
2024年4月23日読了時間: 1分
聿斎好み 錫の瓢風鎮
風鎮(ふうちん)とは、掛軸の軸先に付ける重りのことをいいます。「風を鎮める」ということから、掛軸が風に揺れないようにするものとか、飾りとしてもちいられます。茶の湯の床では掛物に風鎮を掛けることはありませんが、3代聿斎宗泉が大正12年(1923)癸亥に好んだ錫の瓢風鎮です。作...
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木津宗詮
2024年4月22日読了時間: 2分
ありがとうとごめんと借りたもの
沢庵宗彭の「今井宗薫宛書状」です。 昨日者御事繁 之内過分至極候 近日□可罷帰候間 其時分以面上 可申入候、猶使僧 可申候也 恐惶謹言 南宗寺 宗彭(花押) 正月廿九日 宗薫老 昨日は御事繁の内、過分至極に候、近日□罷り帰り候間、其の時分面上をもって申し入るべく候、猶使僧申...
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木津宗詮
2024年4月21日読了時間: 1分
4月21日 稽古場の床
本日の稽古の掛物は、裏千家5代不休斎の「猿回し」画讃です。花は唐椿に小手毬を伊賀焼耳付花入に入れました。 いとなみに まはさるゝのも 廻るのも まはりもちにて 世はたつたかな 千与三郎(花押) 営みというものは回されるのも回るのも、所詮はお互いに回り持ちで世の中成り立ってい...
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木津宗詮
2024年4月21日読了時間: 1分
4月20日 稽古場の床
本日の東京稽古場の床は、大徳寺の宙宝一行「今日残花昨日開(きょうのざんかきのうひらく)」です。 今日残花昨日開 前大徳松月老衲書(印) この世には残花なんて存在しません。全ての花は今日を盛りとして精一杯咲いています。「残花」とは人が勝手にそう呼んでいるだけです。宙宝和尚は残...
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木津宗詮
2024年4月18日読了時間: 1分
4月18日 稽古場の床2
自宅稽古場の掛物は賀茂季鷹自画賛になる朧月図です。細川護光作伊賀焼筒花入に赤玉椿と小手毬を入れました。 佐保姫の霞の袖につ丶みても にほひこほる丶春夜月 春を司る女神の佐保姫(さほひめ)がいくら衣の袖に包んでも、包みきれないのが春の月の美しさと気品です。...
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木津宗詮
2024年4月18日読了時間: 1分
4月18日 稽古場の床1
本日の奈良稽古場の床は、明治の御歌所寄人(おうたどころよりゅうど)の須川信行賛になる望月玉溪画「蝶図」です。紫蘭を雲鶴青磁花入に入れました。 ただ一つ遊ぶと見えし花影の 蝶は二つにいつなりにけむ 一匹の蝶だと思っていたところ、実は二匹の蝶が重なって花の間を飛んでいたのです。...
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木津宗詮
2024年4月17日読了時間: 1分
4月17日 稽古場の床
本日の祇園稽古場の床は、先代家元有隣斎の一行「春風春水一時来」を掛け、竹置筒花入に妙蓮寺と京都忘、小手毬を入れました。 4月に入り暖かい春風、春水がいっときにやってきました!
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木津宗詮
2024年4月17日読了時間: 1分
4月15日 稽古場の床
本日の大阪稽古の掛物は江戸時代中期の公家岩倉具選(ともかず)の嵐山画讃です。鳴子百合とクリスマスローズを竹一重切花入に入れました。 みよしのゝ吉野の はなにくらべても たぐひあらしの 山桜哉 今年は桜の開花がとても遅かったたですが、4月に入り急に暖かくなり一斉に咲きました。...
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木津宗詮
2024年4月17日読了時間: 1分
4月16日 稽古場の床
七代家元直斎が薄墨で豪快に認めた「萬国春」です。花は肥後椿と乙女椿、黒臘梅。 「萬国春」という語は初代松斎宗詮が江戸から生まれ故郷の大坂に帰る時に松平不昧公から餞別として拝領した墨蹟「寒松一色千年別あり」に続く「野老拈花(ねんげ)万国春」からとられた句の一節です。わが家とは...
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