木津宗詮2023年9月22日1 分印可状先々代愈好斎と三代聿斎宗泉の参禅の師であった大徳寺僧堂師家川島昭隠老師の「一行流水之処月」です。 本紙の右上に「混沌未分之前試道一句(混沌未分の前試みに一句をいえ)」と小さく書いています。混沌とは天地がまだ分かれる前の混じり合っている状態のことで、それ以前のことを一句で言え...
木津宗詮2023年9月15日2 分9月14日 稽古場の床夜の自宅の稽古の掛物は、仙厓の月下打砧画讃です。一指斎好み昔籠に秋海棠、野路菊、木槿、金水引草、水引草、矢筈薄を入れました。かつて中国浙江省の天目山に赴いた時に、民家で使っていた砧を譲ってもらいました。それを書院に飾りました。 古人の所詠 乳もらふ 来る夜々更けて 砧かな...