木津宗詮2023年1月16日1 分1月16日 稽古場の床新年最初の稽古の床は3代聿斎宗泉の「天開万国歓(てんひらいてばんこくよろこふ)」を掛け、竹一重花入に白玉椿と曙椿、綰柳を入れました。新しい年を迎え千代を寿ぎ、柳の枝の様に、一年をしなやかに無事に過ごし、柳の芽吹きの生命力にあやかり来る年もみなさんと稽古ができることを祈りました。
木津宗詮2023年1月14日2 分埋火雛屋立圃の五徳画賛です。 よき友の来る夜と しるや松の雪 立圃(印) 立圃は江戸前期の俳人です。家業の人形屋より雛屋・紅粉屋といいます。松永貞徳に俳諧を学びますが、同門の松江重頼との確執により貞門から離れ独立し、貞徳に対立する俳諧点者に成長し、多くの門人を擁しました。その作...
木津宗詮2023年1月13日1 分今出川通左右にVの字に分かれた右側が「今出川通」左側が「旧今出川通」。もともとはバスどころかせいぜ車一台が通れる道幅でした。明治時代末の京都市三大事業により、烏丸通・千本通間において拡幅・市電(今出川線)敷設が行われました。その時に作られたのが今日の今出川通です。ちなみに今出川とい...
木津宗詮2023年1月11日1 分一陽来復冬至が過ぎて「一陽来復」、1日1日陽が長くなっていきます。毎年この時期、私は陽が沈む頃の山際がとても美しく感じられて大好きです。そしてなにより春に向かって気分が徐々に高揚していくのを実感します。 新型コロナが再び猛威を震い始めましたが、まさに「一陽来復」、一日も早く治ってほ...