木津宗詮2023年11月11日1 分逆境に耐える!出町柳の河合橋の松です。自ら選んだわけでなく、風のなすまま導かれてこの地に降りました。橋の石材の隙間には土もろくにないでしょう。肥やしになるものもないでしょう。こんな逆境でもこの場に発芽してここまで大きくなりました。この生命力は驚嘆に値します!...
木津宗詮2023年11月7日1 分門を開けば落葉多し雨を聴いて寒更尽き 門を開けば落葉多し 『全唐詩』の無可上人の「秋に従兄の賈島に寄す」の句の一節です。 秋深くに粗末な家に閑居して、寒さが増していき侘しい思いが募る秋の夜長。パラパラと屋根に当たる時雨の音が聴こえます。その音をききつついつのまにか寝入ってしまいました。翌朝、...
木津宗詮2023年11月6日1 分白山6年前に石川県白山市の白山比咩神社にご挨拶にうかがいました。その奥宮が石川、福井、岐阜の3県にわたり高くそびえる白山の山頂に祀られています。白山は古くから霊山信仰の聖地として今日に至っています。養老元年(717)に初めて白山に登拝した僧泰澄は、翌年山頂に奥宮を建立しました。...
木津宗詮2023年11月5日2 分もてなし以前、津山に資料調査に行った時、5日前にネットで予約しました。連休の人もいてどこも満室で、空きのある宿は3万円以上だったので、津山の近くのとある温泉町で1万円あまりの宿をようやく見つけて予約しました。 駆け足であっちこっちを回ってとても疲れてようやく宿に入ったら超びっくりで...