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3月16日 稽古場の床
一啜斎筆になる道歌を掛けました。加茂本阿弥と西王母・山茱萸を一指斎の竹置筒「竹の葉山」に入れました。 すくなるも又曲れるも おしゑ草茶湯に ふたつ無きとこそ しれ 枝雲庵宗守(花押) 真っ直ぐにありのままに教えるのも、曲がった素直でない教えも、どちらも茶の湯の教えです。まっ...

木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 2分


愈好斎好み色絵三人形蓋置
戦前の大阪の金工大森長兵衛(金長)と塗師川端近左の合作です。同様の好みに突羽蓋置や一閑人蓋置があります。まことに繊細で美しい蓋置です。

木津宗詮
2024年2月27日読了時間: 1分


2月22日 稽古場の床
近衛文麿の「魚鳥来親人(魚鳥來て人に親しむ)」。胡銅熨斗形花入に藪椿と水仙を入れました。 近衛文麿は武者小路千家先々代家元の門人です。昭和15年、利休三百五十回忌と紀元二千六百年を記念して再建された家元茶室弘道庵の扁額を揮毫しています。なお実弟水谷川忠麿が篆刻しています。忠...

木津宗詮
2024年2月24日読了時間: 1分


安田是誰作 竹茶杓 庭田重嗣歌銘
安田是誰70歳の作になる茶杓で、公家の庭田重嗣が、 手にとるも世に幾しほの数ならむ こ丶ろをこむる竹の一節 と和歌を認め、是誰が「行年七十歳作之(花押)」と署名し、裏千家円能斎が箱書をしています。

木津宗詮
2024年2月19日読了時間: 1分


2月15日 稽古場の床2
夜の稽古は涅槃図を床に掛け、時代華籠に椿の散華を手向ました。今日はお釈迦さんが入滅した涅槃会です。

木津宗詮
2024年2月16日読了時間: 1分


愈好斎好み色絵三人形蓋置
戦前の大阪の金工大森長兵衛(金長)と塗師川端近左の合作です。同様の好みに突羽蓋置や一閑人蓋置があります。

木津宗詮
2024年2月9日読了時間: 1分


3代聿斎宗泉好み松大棗
河合漆仙の作になり、聿斎が『和漢朗詠集』松の源順の詩句「十八公栄霜後露一千年色雪中深」を漆書しています。 十八公の栄は霜の後に露(あら)はれ 千年の色は雪の中(うち)に深し 松のほまれは、霜の降ったあとにもその色を変えないことによってあらわれます。その一千年の緑の色は白雪の...

木津宗詮
2024年2月8日読了時間: 1分


和田桐山作 清海泰堂画溢梅絵茶碗
清海泰堂は大阪春日出新田の大地主で先々代愈好斎の最大の支援者の一人です。京都岡崎に別宅があり動物園のライオンの檻の隣だったことから「獅子隣居」の号を名乗っていました。

木津宗詮
2024年2月7日読了時間: 1分


有隣斎富士山画讃 茜焼茶碗
先代家元有隣斎が富士山の絵を描き「雪」と着賛しています。箱書には還暦以降名乗った号である「徳翁」と認めています。

木津宗詮
2024年2月7日読了時間: 1分


2月7日 稽古場の床
随縁斎若宗匠の梅の絵に表千家猶有斎家元筆「東風」を掛け、花は白玉椿と西王母椿を鶴首な入れにました。 随縁斎若宗匠の宗屋襲名の折、記念に書かれた合作で、四枚のうちの一枚です。

木津宗詮
2024年2月7日読了時間: 1分


高橋道八作塩川文麟画宝珠絵茶碗
塩川文麟は江戸時代末から明治初期の京都を代表する四条派の絵師です。同じ四条派の横山清暉、岸派の岸連山、円山派の中島来章と共に、幕末の平安四名家と称されました。高橋道八、伊勢亀山出身で、京に出て陶器職人となり、後独立し粟田口に開窯し数多くの煎茶器の名品を制作しました。...

木津宗詮
2024年2月6日読了時間: 1分
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