木津宗詮2023年8月25日1 分8月24日 稽古場の床昨日は七夕の翌日でした。六日の菖蒲ではないですが、稽古で飛鳥井雅威賛になる土佐光貞の梶鞠図を掛けました。 幾千世の秋も かはらし 天河 こよひ あふせの 庭の梶鞠 雅威 今年も冷泉家の乞巧奠で流れの座で歌を詠みました。今年の乞巧奠はかつてない暑さでした。初秋の涼風も熱風とな...
木津宗詮2023年8月22日1 分職人十三大橋手前の金網とうしのみせです。今年83歳の職人さん。大阪で吉野の檜の薄板を曲げてとおし(篩・ふるい)を作っているところは二軒だけだそうです。 注文もほとんどないそうです。当然後継者はいません。いつまでできるかわからないけど細々とやれるところまで頑張るとのことでした。...
木津宗詮2023年8月22日2 分大津絵発祥地大津絵発祥地である京都府と滋賀県の境大津市追分町、旧髭茶屋町を訪れました。この地域の説明板のある三叉路に面したお宅の奥さんが、ご親切にこの地域のことに詳しい栖閑寺のご住職をご紹介くださりお話しを伺いました。 三叉路は、三条大橋と伏見に至る旧東海道の分岐点なあたります。道を挟...
木津宗詮2023年8月22日2 分目の輝き私たちの日本は世界有数の発展した豊かな国です。遠い昔に忘れ去られたものがインドネシアに限らず東南アジアや中国・韓国・台湾には今も生き続けています。それは中世、近代、近世のわが国にごく当たり前に存在したものです。よく他のアジア諸国を遅れた国と見下す人がいますが、それは大いなる...