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9月14日 稽古場の床
夜の自宅の稽古の掛物は、仙厓の月下打砧画讃です。一指斎好み昔籠に秋海棠、野路菊、木槿、金水引草、水引草、矢筈薄を入れました。かつて中国浙江省の天目山に赴いた時に、民家で使っていた砧を譲ってもらいました。それを書院に飾りました。 古人の所詠 乳もらふ 来る夜々更けて 砧かな...

木津宗詮
2023年9月15日読了時間: 2分


いったい誰が悪いのか?
おとぎ話『舌切り雀』のお話しはみなさんご存じのことと思います。以前からわたしはとても不思議に思っていることがあります。大体、お婆さんが作った糊を食べた雀が悪いのであり、舌を切ったお婆さんはやりすぎですが。それと夫のおじいさんは、お婆さんのことはおかまい無しで、雀のことばかり...

木津宗詮
2023年9月13日読了時間: 1分


8月24日 稽古場の床
昨日は七夕の翌日でした。六日の菖蒲ではないですが、稽古で飛鳥井雅威賛になる土佐光貞の梶鞠図を掛けました。 幾千世の秋も かはらし 天河 こよひ あふせの 庭の梶鞠 雅威 今年も冷泉家の乞巧奠で流れの座で歌を詠みました。今年の乞巧奠はかつてない暑さでした。初秋の涼風も熱風とな...

木津宗詮
2023年8月25日読了時間: 1分
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