木津宗詮1月21日1 分托鉢京都八幡の円福寺僧堂元師家泥龍窟井沢寛州の托鉢連鉢図画賛を掛けました。 一鉢千家の飯(いっぱつせんけのはん) 歩々是道場(ほほこれどうじょう) 修行僧の持鉢(飯茶碗)の中には托鉢で頂いた多くの家の大切なお米が入っています。修行は多くの人たちに支えられて出来ている事を忘れては...
木津宗詮1月20日2 分寒今年は1月6日「小寒」、そして二十四節気の24番目である「大寒」が20日です。 小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのそのまん中にあたり一年で最も寒冷の厳しいころとされています。むかしから寒の内に汲んだ水は雑菌が少なく体にも良く腐らないといわれていました。そこ...
木津宗詮1月15日2 分松の内松の内とは年の暮れに松飾(門松)を立て門口にしめ縄を張ってお迎えした歳神様に滞在していただきもてなしをする期間をいいます。松飾は歳神様が道に迷うことなく家に来るための目印・神籬(ひもろぎ)、家に歳神様の滞在を示す印とも言われています。しめ縄は歳神様が滞在している間外界の穢れ...
木津宗詮1月11日2 分機転子日の遊びは、わが国の春の野遊びの習俗を根底とし、丘に登り四方を遠く望んで陰陽の静気を浴びて憂いを除くという中国の習慣とが一つになってはじまった正月行事です。宮中では紫野などの郊外に赴き、若菜を摘みそれをあつものにして食べ、千年の齢をもつ松の若木を根から引き抜いてその長寿に...