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6月8日 稽古場の床 2
江戸時代後期の公家千種有功の「蛍」の詠草を掛けました。床柱に鉄仙と蛍袋を蛇籠。 正三位有功 とふほたる舞 しと はかり見すく すハ おもひなきみの うへにこそ あれ

木津宗詮
2023年6月8日読了時間: 1分


6月8日 稽古場の床 1
午前の稽古は、木津家三代聿斎宗泉の鷺画讃です。夏椿と蛍袋・露草・河原撫子・下野草を魚籠花入に入れました。花入の魚籠は実際に魚を入れるのに用いられていたものです。 浮雲のくらきかさなる絶間なく 日影も見えぬ五月雨のそら 聿斎(花押)...

木津宗詮
2023年6月8日読了時間: 1分


6月6日 稽古場の床
江戸時代中期の公家中院通茂の三首懐紙です。 夏日同詠三首和歌 正三位源通茂 樗誰家 屋とやたれなれて青葉の 夏木たちあふちに残る はなの一むら 雨中蛍 とふほたるなを影てらせ 月ほしのひかりはまたぬ 雨の軒端に 断佳苔 とはれしとはらはぬ谷の 庵なりやとちそふ苔に みちをまかせて

木津宗詮
2023年6月6日読了時間: 1分


6月5日 稽古場の床
大綱和尚の五月雨画讃をかけました。花は紫陽花と金糸梅・源平下野・河原撫子・露草を一指斎好み昔籠に入れました。 大綱 水かれてつねは橋たに無川も ふちとなりぬる五月雨の比

木津宗詮
2023年6月5日読了時間: 1分


6月3日 稽古場の床
江戸時代後期の公家千種有功の二首詠草を床に掛け、時代の置籠に五月梅と金糸梅・下野草・蛍袋・皐月を入れました。 有功 夏祝 石上ふるのわさ田もにきはひて としあるみよのさなへとる也 五月雨 玉たれに残るあふふのかれはさへ うるひにけりなさみたれのころ

木津宗詮
2023年6月5日読了時間: 1分


5月26日稽古場の床
椿大神社の稽古の床は大徳寺明堂和尚の着賛、岸良の時鳥図です。花は瑞菜と甘茶を丹波焼の瓢花入に入れました。 湘岸雨過芳艸緑 楚山春入乱花紅 前大徳明堂書(印)

木津宗詮
2023年5月30日読了時間: 1分


5月20日 稽古場の床
大徳寺大綱和尚の「五日」という題の和歌を認めた短冊を掛け、昨日奈良でもらった芍薬を信楽焼耳付花入に入れました。 五日 けふといは蓬あやめのつゆふかき 軒よりおつる風そすゝしき 大綱 そもそも旧暦5月5日の端午は、病気や災厄をはらう行事として行われていました。夏に向かって暑さ...

木津宗詮
2023年5月20日読了時間: 1分


5月18日 稽古場の床2
大綱和尚の詠草「茶」を掛けました。花は鞍馬のおばさんから石楠花をいただき時代の籠花入に。 茶 しつかなる世を楽みて天下 何国にるも宇治のわか草 紫野大綱 ようやく新型コロナ禍も落ち着いたようです。まだまだ戦争や物価の高騰などもありますが旧に復してきた感があります。一日も早く...

木津宗詮
2023年5月20日読了時間: 1分


5月18日 稽古場の床
本日の稽古の床は大徳寺大綱和尚の「待郭公(ほととぎすをまつ)」です。紫蘭、紫露草、雪の下、躑躅、段菊を魚籠に入れました。 待郭公 前大徳大綱 きかはやと 誰もまつらん 郭公 夏立日より 鳴物にして ホトトギスは初夏にインドや中国南部で越冬して初夏になると日本に渡ってくる鳥で...

木津宗詮
2023年5月18日読了時間: 1分
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