木津宗詮2023年2月24日1 分2月24日 稽古場の床鈴鹿の椿大神社の稽古でした。床に幕末・明治の公家正親町三條実徳の短冊「椿葉契深」を掛けました。 椿葉契久 呉竹の園生に根さす玉つはき もろ心にも千世をふぬらし 實徳 「玉椿」は椿の美称です。椿は長寿の常盤木とされ、永遠に瑞々しく緑をたたえた木としてめでたいものとして歌に詠ま...
木津宗詮2023年2月22日1 分2月22日 稽古場の床幕末・明治の公家正親町三條実徳の短冊「椿葉契深」です。 椿葉契久 呉竹の園生に根さす玉つはき もろ心にも千世をふぬらし 實徳 呉竹が植えられた庭に根をしっかりと張った椿。私の心も千代にわたりあなたと同じです。 「玉椿」は椿の美称です。椿は長寿の常盤木とされ、永遠に瑞々しく緑...
木津宗詮2023年2月16日2 分軒端の梅私の住まいする吉田山の西側に東北院と云う小さなお寺があります。藤原道長の娘上東門院(藤原彰子)の発願により、道長が建立した法成寺の東北の一郭に建立されたことから「東北院」と呼ばれました。その後、応仁の乱で炎上し現在地に移転しました。...