木津宗詮2023年5月23日1 分初音大徳寺大綱和尚の待郭公(ほととぎす)。牡丹を青磁花入に入れました。 待郭公 前大徳大綱 きかはやと 誰もまつらむ 郭公 夏立つ日より 鳴物にして 古来、その年に初めて聞くホトトギスの鳴き声を特に「初音」といって珍重しています。『枕草子』ではホトトギスの初音を人より早く聞こう...
木津宗詮2023年5月20日1 分5月20日 稽古場の床大徳寺大綱和尚の「五日」という題の和歌を認めた短冊を掛け、昨日奈良でもらった芍薬を信楽焼耳付花入に入れました。 五日 けふといは蓬あやめのつゆふかき 軒よりおつる風そすゝしき 大綱 そもそも旧暦5月5日の端午は、病気や災厄をはらう行事として行われていました。夏に向かって暑さ...