木津宗詮1月25日3 分初天神1月25日は天神さんの縁日初天神です。 天神さんは平安時代の著名な政治家であり大学者菅原道真のことです。道真は政敵藤原時平の讒言にあい九州太宰府に流されます。そして非業の死を遂げ、雷神となり都に落雷などの災害をおこしその恨みをはらします。当時の人々は道真の祟りと信じ、時の朝...
木津宗詮1月15日2 分松の内松の内とは年の暮れに松飾(門松)を立て門口にしめ縄を張ってお迎えした歳神様に滞在していただきもてなしをする期間をいいます。松飾は歳神様が道に迷うことなく家に来るための目印・神籬(ひもろぎ)、家に歳神様の滞在を示す印とも言われています。しめ縄は歳神様が滞在している間外界の穢れ...
木津宗詮1月10日2 分丹頂丹頂は学名を「Grus japonensis」といいます。「japonensis」は「日本産の」という意味で日本を象徴する鳥になっている。古来、丹頂はその清楚な体色と気品のある体つきにより特に神聖視され、瑞鳥とされてきました。吉祥の象徴として、学や美術のモチーフに多用されて...
木津宗詮2023年12月25日1 分12月24日 稽古場の床年内最後の稽古です。東京の稽古場の床に幕末の大徳寺の拙叟和尚の「無事日月長」を掛けました。床柱に粉引瓢花入に侘助と臘梅です。拙叟お相は木津家二代得浅斎の参禅の師にあたり、わが家とはは格別縁の深い方です。 茶の湯では一年の終わりに「今年も平穏に無事に終えることができた」という...