木津宗詮1月8日3 分杉木普斎の相伝万治元年(1658)、宗旦が没します。この時、普斎は31歳で、茶の湯の奥義である真台子の相伝(皆伝)を受けることなく、修行半ばで師を亡くし、のちに一翁について伝授されています。同じく四天王の一人、山田宗徧は浄土真宗の寺の息子に生まれ、十八歳の時に宗旦に入門し、のちに還俗して...
木津宗詮1月3日1 分宝船初夢を見るのはもともと節分の晩とされていました。上方ではその風習が残り、のちに江戸では正月二日の晩に見る夢を初夢とするようになったということです。明治以降は元日から二日とするのがより広まったそうです。初夢を見る前夜、枕の下に「宝船」の絵を敷いて寝ると良い夢が見れるという風習...
木津宗詮2023年12月26日2 分杉奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)は三輪山がご神体で、三輪山の杉の木をご神木として古来神聖なものとされてきました。ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の助けで一夜で美酒をかもしたという伝承から,酒屋では大物主大神のご神威が宿る杉の葉を束ねて酒屋の軒先に吊して...
木津宗詮2023年11月27日1 分船廊下船廊下は、滋賀県長浜市竹生島の宝厳寺観音堂と都久夫須麻神社を結ぶ屋根付きの廊下です。豊臣秀吉の御座船の用材を用いて建てたという伝承から「船廊下」と呼ばれています。