木津宗詮2023年3月25日1 分手向けの花本日3月16日は旧暦2月25日で、菅原道真公の御命日です。 北野天満宮では道真公を宥(なだめる)と音の通じるということで菜種の花を供え「菜種御供(なたねのごく)」として催されていたのを、明治以降、新暦2月25日に菜種のかわりに梅の花を用いて「梅花御供(ばいかのごく)」が行わ...
木津宗詮2023年3月22日1 分墨汁入李朝の墨汁入です。かつてある中国人から譲ってもらい香合として使っています。 北朝鮮の人が豆満江を密かに渡り、中国の吉林省で米と交換したとのことです。どれほどの米になったのか、その人が無事に北朝鮮に帰れたのかはわかりません。米を持ち帰れたなら飢えを凌いで命をつなぐことができた...
木津宗詮2023年3月21日1 分釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心『新纂浄土宗大辞典』に、 太陽の没するのを観想すること。日観・日輪観ともいう。①衆生をして境(きょう)識りて心を住せしめんと欲す。②衆生をして自の業障に軽重あることを識らしめんと欲す。③衆生をして弥陀の依正二報の種種の荘厳...
木津宗詮2023年3月18日1 分3月18日 稽古場の床幕末の上賀茂神社社家賀茂季鷹の朧月画讃です。信楽焼の耳付花入に紅妙蓮寺椿とれんぎようレンギョウ(連翹)を入れました。 八十三翁 季鷹 さほ姫の 霞の袖に つゝみても にほひこほるゝ 春夜月 和歌では春の月は朧に霞む月を詠むことが約束となっています。佐保姫は春を司る女神のこと...