木津宗詮2023年2月26日1 分2月25日 稽古場の床例年2月は、掛灯台と手燭の灯火の元で非勝手(逆勝手)向切の席での稽古です。 今日2月25日は菅原道真公の御神忌ということで、床に青蓮院尊円入道親王の「南無天満大自在天神」の御神号を掛けました。ほのかに揺れる灯に照らされて幽玄な雰囲気で神々しさが増しました。...
木津宗詮2023年2月25日2 分梅花祭2月25日は菅原道真公の祥月命日で、京都北野天満宮では御祭神をなだめる祭典である梅花祭が行われます。この祭典では、「梅花御供(ばいかのごく)」と呼ばれる四斗の米を蒸し「大飯(おおばん)と小飯(こばん)」・梅の小枝を使った「紙立(こうだて)」が、この日だけ特別に御神前が供えら...
木津宗詮2023年2月24日1 分2月24日 稽古場の床鈴鹿の椿大神社の稽古でした。床に幕末・明治の公家正親町三條実徳の短冊「椿葉契深」を掛けました。 椿葉契久 呉竹の園生に根さす玉つはき もろ心にも千世をふぬらし 實徳 「玉椿」は椿の美称です。椿は長寿の常盤木とされ、永遠に瑞々しく緑をたたえた木としてめでたいものとして歌に詠ま...
木津宗詮2023年2月23日1 分天皇誕生日今日2月23日は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である天皇陛下63歳の誕生日を祝う「天皇誕生日」です。そこで床に3代聿斎宗泉の横物「嵩呼萬々歳」を掛け、前に唐銅鶴首花入に加茂本阿弥と西王母椿、白梅を入れました。茶碗は永楽即全の日の丸の絵と、同じく即全の提灯に萬歳という...